トラックバックの仕組みとは?共有機能との違い
ITパスポート試験 令和元年度秋期 問69 / 情報デザイン › インタフェース設計
過去問にチャレンジ
ブログにおけるトラックバックの説明として,適切なものはどれか。
- ア
一般利用者が,気になるニュースへのリンクやコメントなどを投稿するサービス
- イ
ネットワーク上にブックマークを登録することによって,利用価値の高いWebサイト情報を他の利用者と共有するサービス
- ウ
ブログに貼り付けたボタンをクリックすることで,SNSなどのソーシャルメディア上でリンクなどの情報を共有する機能
- エ
別の利用者のブログ記事へのリンクを張ると,リンクが張られた相手に対してその旨を通知する仕組み
会話形式の解説
講師この問題は、リンクを扱う機能のうち、誰に何を知らせる仕組みかに注目します。
受験者リンクを共有する説明がいくつもあるので、区別に迷います。
講師トラックバックは、別のブログ記事を参照したことを、その記事の相手に通知する仕組みです。別の記事へのリンクを張り、相手に知らせる説明が正解です。
受験者Webページを登録して共有するサービスも、リンクを扱いますね。
講師それはソーシャルブックマークです。登録したWebページを利用者間で共有しますが、参照先の記事の相手に通知する説明ではありません。
受験者ブログのボタンからSNSで共有する機能はどう違いますか。
講師それはソーシャルボタンです。SNSなどで情報を共有する機能で、参照したブログ記事の相手への通知とは異なります。
受験者ニュースへのリンクやコメントを投稿するサービスも、通知とは関係が違うのですね。
講師はい。利用者がニュースへのリンクやコメントを投稿するサービスの説明であり、別のブログ記事を参照したことを相手に知らせる仕組みではありません。
受験者リンクを扱うかどうかだけでなく、参照先の記事の相手に通知するかで見分けます。
講師そのとおりです。「共有」という言葉だけで判断せず、通知する相手を確かめると区別できます。
まとめ
トラックバックは、別のブログ記事を参照したことを、その記事の相手に通知する仕組みです。ソーシャルブックマークは登録したWebページを利用者間で共有し、ソーシャルボタンはSNSなどで情報を共有します。リンクを扱う点に惑わされず、参照先の記事の相手に通知するかどうかで見分けます。
解答・解説
正解はエです
この問題のテーマ
ブログのトラックバックを、ニュース投稿、ブックマーク共有、SNSでの共有と区別できるかを問う問題です。
解き方の考え方
「何を共有するか」ではなく、「誰に何を通知するか」に注目します。トラックバックは、別のブログ記事を参照したことを、その記事の相手に知らせる仕組みです。この説明に当たる選択肢を選びます。
選択肢ごとの解説
- ×ア 一般利用者が,気になるニュースへのリンクやコメントなどを投稿するサービスニュースへのリンクやコメントを利用者が投稿するサービスの説明です。別のブログ記事を参照したことを相手に通知する仕組みではありません。
- ×イ ネットワーク上にブックマークを登録することによって,利用価値の高いWebサイト情報を他の利用者と共有するサービスWebページを登録し、ほかの利用者と共有するソーシャルブックマークの説明です。登録したページを共有することと、参照先のブログ記事に通知することは異なります。
- ×ウ ブログに貼り付けたボタンをクリックすることで,SNSなどのソーシャルメディア上でリンクなどの情報を共有する機能ボタンを使ってSNSなどに情報を共有するソーシャルボタンの説明です。共有先はソーシャルメディアであり、参照したブログ記事の相手への通知を説明していません。
- ○エ 別の利用者のブログ記事へのリンクを張ると,リンクが張られた相手に対してその旨を通知する仕組み別のブログ記事への参照を、その記事の相手に知らせる仕組みを述べています。これがトラックバックの説明なので、正解はエです。
補足
「リンクを共有する」という点だけで選ぶと、イやウと混同しやすくなります。参照先の記事の相手に通知する、という働きがトラックバックを見分ける手掛かりです。
POINT
- トラックバックは、別のブログ記事を参照したことを相手に通知する仕組みです。
- ソーシャルブックマークは、登録したWebページを利用者間で共有するサービスです。
- ソーシャルボタンは、SNSなどで情報を共有するための機能です。
