基本情報技術者試験の過去問について
このページでは、基本情報技術者試験の過去問559問(10回分)を、分野別・回別に掲載しています。各問題のページでは、問題文と選択肢に続いて、講師と受験者の会話形式の解説、正解、選択肢ごとの解説、覚えておきたいPOINTを1ページにまとめています。
苦手な分野を集中して解きたいときは「分野から探す」、本番と同じ流れで力試しをしたいときは「回から探す」が便利です。キーワードや問題番号(例「R7 問1」)での検索もできます。
ITエンジニアの土台を、1問ずつ確かなものに
基本情報技術者試験の過去問を、講師と受験者の会話形式で1問ずつ解説しています。基礎理論・アルゴリズムからネットワーク・データベース・セキュリティ、マネジメントやストラテジまで、なぜその答えになるのかを根拠とあわせて理解できます。
基本情報技術者試験(FE)は、ITエンジニアを目指す人の「登竜門」と呼ばれる国家試験です。経済産業省が認定する「情報処理技術者試験」の区分の一つで、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施しています。スキルレベル2に位置づけられ、ITパスポート試験の次のステップ、応用情報技術者試験の手前にあたります。前身の「第二種情報処理技術者試験」から数えると、半世紀以上の歴史がある試験です。
IPAは対象者像を「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」としています。上位者の指導のもとで、システムの企画・要件定義への参加、設計・開発やインテグレーション、サービスの安定的な運用といった役割を担える力が問われます。
出題範囲はコンピュータの仕組みやアルゴリズムといった技術の基礎から、プロジェクトマネジメント、経営戦略、法務まで幅広く、ITエンジニアとして働くうえで必要な知識をひととおり体系的に身につけられます。IT企業の新入社員に取得を勧める会社も多く、情報系の学生や、未経験からエンジニアを目指す社会人にも人気の試験です。
| 実施機関 | 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) |
|---|---|
| 試験時間 | 科目A 90分/科目B 100分 |
| 出題数 | 科目A 60問/科目B 20問(すべて解答) |
| 出題形式 | 科目A:多肢選択式(四肢択一)/科目B:多肢選択式 |
| 実施方式 | CBT方式(全国の試験会場のパソコンで受験)。日程と会場を選んで随時受験できる |
| 受験資格 | なし |
| 受験手数料 | 7,500円(税込) |
| 合格基準 | 科目A・科目Bのそれぞれで、科目評価点600点以上(各1,000点満点) |
2023年4月から今の形式(科目A・科目B、CBT方式で通年実施)になりました。それより前は「午前」(四肢択一の知識問題80問)と「午後」(長文の記述・選択問題)に分かれ、令和元年度までは春期・秋期の年2回、令和4年度までは上期・下期の年2回実施されていました。今の科目Aは旧午前の流れをくむ知識問題で、旧午前の過去問は今も科目A対策の中心的な教材です。
テクノロジ系(基礎理論・アルゴリズムとプログラミング・コンピュータ構成要素・システム構成要素・ソフトウェア・ハードウェア・データベース・ネットワーク・セキュリティ・システム開発技術など)、マネジメント系(プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント・システム監査)、ストラテジ系(システム戦略・経営戦略・企業活動・法務など)から幅広く出題されます。出題の中心はテクノロジ系で、計算問題も多く含まれます。
アルゴリズムとプログラミング、情報セキュリティの2つの分野から出題されます。アルゴリズムとプログラミングの問題は、IPAが定めた擬似言語で書かれたプログラムを読み、処理の流れや結果を答える形式で、特定のプログラミング言語の知識は必要ありません。情報セキュリティの問題は、具体的な場面での対策の判断を問います。
IPAが認定した講座(企業や専門学校などが実施)を受講し、修了試験に合格すると、一定の期間、本試験の科目Aが免除され、科目Bだけで受験できる制度があります。会社の研修や学校の授業で利用されることが多い制度で、2027年度からの新しい試験制度でも変更は予定されていません。
科目Aと科目Bのそれぞれで、1,000点満点中600点以上をとると合格です。どちらか一方でも基準に届かなければ不合格になるので、知識(科目A)とプログラムを読む力(科目B)の両方をバランスよく準備する必要があります。採点はIRT(項目応答理論)に基づくため、正答数がそのまま点数になるわけではありません。
合格率は4割前後で推移しています。ITパスポートや情報セキュリティマネジメントより難しく、とくに科目Bのアルゴリズム問題でつまずく人が多い試験です。未経験の人なら、150〜200時間程度の学習を目安に計画を立てる人が多いようです。
現行の試験制度は2026年度の実施をもって終了し、2027年度から新しい試験制度に移る予定です(IPA「見直しの検討状況について」2026年3月31日掲載)。また、CBT方式の試験はシステム更改のため、2026年12月28日以降(会場によってはそれより前)に一時休止する予定で、再開の時期はIPAが決まり次第発表するとしています。
新しい制度でも基本情報技術者試験は名前を変えずに続き、科目A 90分・60問、科目B 100分・20問の形や、CBT方式での通年実施も続く予定です(2027年度春頃から)。科目Aの出題範囲の体系が組み直され、科目Bの出題範囲も一部変わりますが、IPAは問う知識・技能の範囲そのものは変わらないとしています。
このサイトでは、各問題を講師と受験者の会話形式で解説し、選択肢ごとの解説と覚えておきたいPOINTをまとめています。分野別に苦手なテーマを集中して解いたり、回別に本番と同じ流れで力試しをしたりと、目的に合わせて使ってください。
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苦手な分野を集中して解きたいときは「分野から探す」、本番と同じ流れで力試しをしたいときは「回から探す」が便利です。キーワードや問題番号(例「R7 問1」)での検索もできます。