LPWAの通信速度と消費電力をどう比べる?
ITパスポート試験 平成31年度春期 問86 / ネットワーク › ネットワーク方式
過去問にチャレンジ
IoT端末で用いられているLPWA(Low Power Wide Area)の特徴に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 LPWAの技術を使った無線通信は,無線LANと比べると,通信速度はa,消費電力はb。

- ア
a:速く、b:少ない
- イ
a:速く、b:多い
- ウ
a:遅く、b:少ない
- エ
a:遅く、b:多い
会話形式の解説
講師この問題では、LPWAを無線LANと比べ、通信速度と消費電力を別々に判断します。
受験者広い範囲で通信できるなら、速度も速いと思ってしまいました。
講師通信範囲の広さと速度は別の特徴です。LPWAの通信速度は無線LANより遅いです。
受験者では、速度を「速く」とする二つの組合せは選べませんか。
講師はい。「速く・少ない」は消費電力だけ合っています。「速く・多い」は両方とも違います。
受験者残る「遅く」の二つは、消費電力で比べるのですね。
講師その通りです。LPWAの消費電力は無線LANより少ないです。
受験者「遅く・多い」は速度だけ合っていて、消費電力が違います。
講師はい。両方合うのは「遅く・少ない」で、正解はウです。
受験者通信範囲、速度、消費電力を混同せずに確認します。
講師組合せ問題では、一方だけ合う選択肢に注意し、両方を確かめましょう。
まとめ
LPWAは広い範囲での通信に用いられます。無線LANと比べると、通信速度は遅く、消費電力は少ないです。したがって、両方の特徴に合う「遅く・少ない」のウが正解です。通信範囲が広いことと、通信速度が速いことを混同しないようにしましょう。
解答・解説
正解はウです
この問題のテーマ
LPWAを無線LANと比べたときの、通信速度と消費電力の特徴を問う問題です。
解き方の考え方
まず、LPWAは広い範囲での通信に用いられ、無線LANより通信速度が遅いことを押さえます。次に、消費電力は無線LANより少ないことを確認します。したがって、aには「遅く」、bには「少ない」が入り、正解はウです。
選択肢ごとの解説
- ×ア a:速く、b:少ないアは消費電力を「少ない」としている点は合っています。しかし、通信速度を「速く」としている点が違います。LPWAの通信速度は無線LANより遅いため、この組合せは選べません。
- ×イ a:速く、b:多いイは通信速度を「速く」、消費電力を「多い」としています。LPWAは無線LANより通信速度が遅く、消費電力も少ないので、どちらも逆です。
- ○ウ a:遅く、b:少ないウは通信速度を「遅く」、消費電力を「少ない」としています。どちらも無線LANと比較したLPWAの特徴に合うため、正解です。
- ×エ a:遅く、b:多いエは通信速度を「遅く」としている点は合っています。しかし、消費電力を「多い」としている点が違います。LPWAの消費電力は無線LANより少なくなります。
補足
「広い範囲で通信できる」ことから、通信速度も速いと考えないようにしましょう。この問題では、通信範囲、速度、消費電力をそれぞれ別の特徴として捉えると判断しやすくなります。
POINT
- LPWAの通信速度は無線LANより遅いです。
- LPWAの消費電力は無線LANより少ないです。
- LPWAは広い範囲での通信に用いられます。
- 組合せ問題では、aとbの両方が合う選択肢を選びます。
