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バイオメトリクス認証で重視する身体的特徴とは

ITパスポート試験 令和2年度10月 問66 / セキュリティ › 情報セキュリティ対策・実装技術

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令和2年度10月 問66

バイオメトリクス認証で利用する身体的特徴に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 バイオメトリクス認証における本人の身体的特徴としては,aが難しく,bが小さいものが優れている。

令和2年度10月 問66の図
  1. ア

    a:偽造、b:経年変化

  2. イ

    a:偽造、b:個人差

  3. ウ

    a:判別、b:経年変化

  4. エ

    a:判別、b:個人差

会話形式の解説

講師講師
空欄ごとに、「難しい」と「小さい」が本人確認に役立つ条件になるか考えます。
受験者受験者
「判別が難しい」もよさそうに見えましたが、本人を見分けにくいということですか。
講師講師
そのとおりです。本人と他人の判別はしやすいほうがよいです。難しいほうがよいのは、他人による偽造です。
受験者受験者
前半は偽造ですね。後半の「小さい」は個人差でしょうか。
講師講師
個人差が小さいと、人と人を区別しにくくなります。個人差は大きいほうが判別に役立ちます。
受験者受験者
では、小さいほうがよいのは、時間がたつことによる変化ですか。
講師講師
はい。経年変化が小さければ、時間がたっても本人確認に使いやすいです。
受験者受験者
偽造が難しく、経年変化が小さい組合せが正解ですね。
講師講師
そうです。偽造と個人差の組合せは、個人差が小さい点が不適切です。
受験者受験者
経年変化を選んでも、判別が難しい組合せでは不適切ですね。
講師講師
そのとおりです。判別と個人差の組合せは両方不適切です。「何が難しいとよいのか」を取り違えないようにしましょう。

まとめ

正解はアです。認証に用いる身体的特徴は、偽造が難しく、経年変化が小さいものが適しています。一方、本人と他人の判別はしやすく、個人差は大きいほうが人を区別しやすくなります。「難しい」「小さい」が何にかかるかを確かめることがポイントです。

解答・解説

正解はアです

この問題のテーマ

バイオメトリクス認証に適した身体的特徴の条件を問う問題です。

解き方の考え方

空欄の前後にある「難しく」「小さい」に注目します。本人確認に使う特徴は、偽造が難しく、時間がたっても変わりにくいことが望ましいため、aは「偽造」、bは「経年変化」です。

選択肢ごとの解説

  1. ○ア  a:偽造、b:経年変化
    偽造が難しければ、他人が本人の特徴をまねしにくくなります。経年変化が小さければ、時間がたっても本人確認に使いやすいため、両方の条件に合います。
  2. ×イ  a:偽造、b:個人差
    偽造が難しいというaの条件は合っています。しかし、個人差が小さい特徴では人と人を区別しにくいため、bには入りません。
  3. ×ウ  a:判別、b:経年変化
    経年変化が小さいというbの条件は合っています。しかし、本人と他人の判別が難しい特徴は認証に適さないため、aには入りません。
  4. ×エ  a:判別、b:個人差
    判別が難しい特徴では本人を確認しにくくなります。個人差が小さい特徴も人を区別しにくいため、a、bのどちらも条件に合いません。

補足

「判別が難しい」と「偽造が難しい」は、同じ「難しい」でも意味が逆です。何が難しいと認証に役立つのかを、空欄ごとに確かめましょう。

POINT

  • 認証に使う身体的特徴は、偽造が難しいものが望ましいです。
  • 経年変化が小さい特徴は、時間がたっても本人確認に使いやすいです。
  • 個人差は小さいほどよいのではなく、大きいほど人を区別しやすくなります。
  • 本人と他人を判別しやすいことも、認証に適した特徴の条件です。

※出典:令和2年度10月 ITパスポート試験 問66(一部改変)