記憶装置のアクセス時間をどう比べるか
ITパスポート試験 平成31年度春期 問70 / コンピュータ構成要素 › メモリ
過去問にチャレンジ
次の記憶装置のうち,アクセス時間が最も短いものはどれか。
- ア
HDD
- イ
SSD
- ウ
キャッシュメモリ
- エ
主記憶
会話形式の解説
講師この問題では、必要なデータを得るまでにかかる「アクセス時間」で四つの装置を比べます。
受験者SSDはHDDより速いので、SSDが最も短いと思いました。
講師SSDのアクセス時間はHDDより短いですが、主記憶やキャッシュメモリよりは長いです。
受験者では、主記憶はSSDより速くても、まだ最短とは限らないのですね。
講師はい。主記憶のアクセス時間はSSDやHDDより短く、キャッシュメモリより長いです。
受験者キャッシュメモリは、主記憶よりも短いのですか。
講師そうです。アクセス時間が短い順に、キャッシュメモリ、主記憶、SSD、HDDです。最も短いのはキャッシュメモリです。
受験者HDDは四つの中で最も長いので、最短を問うこの問題では選べませんね。
講師そのとおりです。SSDとHDDだけで比べず、四つすべての順序を確かめます。
受験者短い順に並べれば、SSDと主記憶も取り違えずに判断できます。
講師キャッシュメモリには、CPUと主記憶の速度差を緩和する役割もあります。
まとめ
アクセス時間は、必要なデータを得るまでにかかる時間です。アクセス時間が短い順に、キャッシュメモリ、主記憶、SSD、HDDです。したがって、この四つで最も短いのはキャッシュメモリです。キャッシュメモリには、CPUと主記憶の速度差を緩和する役割もあります。
解答・解説
正解はウです
この問題のテーマ
記憶装置のアクセス時間を比べ、最も短い装置を選ぶ問題です。
解き方の考え方
アクセス時間は、必要なデータを得るまでにかかる時間です。四つの装置を短い順に並べると、キャッシュメモリ、主記憶、SSD、HDDとなります。したがって、最も短いキャッシュメモリを選びます。
選択肢ごとの解説
- ×ア HDDHDDは、この四つの中でアクセス時間が最も長い装置です。最も短いものを選ぶ設問には当てはまりません。
- ×イ SSDSSDはHDDよりアクセス時間が短いものの、主記憶やキャッシュメモリよりは長くなります。HDDとの比較だけで最速と判断しないようにしましょう。
- ○ウ キャッシュメモリキャッシュメモリは、この四つの中でアクセス時間が最も短い装置です。CPUと主記憶の速度差を緩和する役割もあります。
- ×エ 主記憶主記憶はSSDやHDDよりアクセス時間が短い一方、キャッシュメモリよりは長くなります。速い装置ですが、この設問の正解ではありません。
補足
SSDはHDDより速いという知識だけでは、この問題は解けません。主記憶とキャッシュメモリも含め、四つすべての順序を確認することが大切です。
POINT
- アクセス時間は、必要なデータを得るまでにかかる時間です。
- アクセス時間が短い順は、キャッシュメモリ、主記憶、SSD、HDDです。
- キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を緩和します。
