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オフィスの区域分けはどのセキュリティ対策か

ITパスポート試験 令和2年度10月 問82 / セキュリティ › 情報セキュリティ対策・実装技術

過去問にチャレンジ

令和2年度10月 問82

情報セキュリティの物理的対策として,取り扱う情報の重要性に応じて,オフィスなどの空間を物理的に区切り,オープンエリア,セキュリティエリア,受渡しエリアなどに分離することを何と呼ぶか。

  1. ア

    サニタイジング

  2. イ

    ソーシャルエンジニアリング

  3. ウ

    ゾーニング

  4. エ

    ハッキング

会話形式の解説

講師講師
この問題では、情報を扱う空間を物理的に分けるという点に注目します。
受験者受験者
セキュリティに関係する用語が並んでいるので、何を分けるのかで考えればよいですか。
講師講師
はい。オフィスなどを重要度や用途に応じて区域分けし、区域ごとに立入りを管理する対策はゾーニングです。
受験者受験者
サニタイジングも安全にする処理という印象がありますが、空間を分けることではないのですね。
講師講師
そのとおりです。サニタイジングは入力データの有害な内容を無害化する処理を指し、記憶媒体のデータ消去にも使われる語です。
受験者受験者
ソーシャルエンジニアリングは、人を対象にする用語でしたか。
講師講師
はい。人の心理や行動を利用して情報を得る手口です。空間を区切る対策ではありません。
受験者受験者
ハッキングも、オフィスの区域分けではなく、コンピュータに関する行為ですね。
講師講師
はい。コンピュータなどの解析や操作に関する行為なので、区域分けの名称には当たりません。
受験者受験者
オープンエリアや受渡しエリアのように空間を分けるなら、ゾーニングと判断できます。
講師講師
その理解でよいです。用語がセキュリティに関係するかだけでなく、対象が空間、データ、人、コンピュータのどれかを確かめましょう。

まとめ

情報の重要性や用途に応じてオフィスなどを物理的な区域に分ける対策は、ゾーニングです。分けた区域ごとに立入りを管理します。サニタイジングはデータの無害化や消去、ソーシャルエンジニアリングは人を利用する手口、ハッキングはコンピュータなどの解析や操作に関する行為です。対象が空間かどうかを見分けると判断できます。

解答・解説

正解はウです

この問題のテーマ

情報の重要性に応じてオフィスなどを区域分けする、物理的な情報セキュリティ対策の名称を問う問題です。

解き方の考え方

「空間を物理的に区切る」という点に注目します。区域を分け、区域ごとに立入りを管理する対策がゾーニングです。ほかの用語が対象とするものと区別して選びます。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  サニタイジング
    サニタイジングは、入力データの有害な内容を無害化する処理を指します。記憶媒体のデータ消去にも使われる語ですが、オフィスを区域分けする名称ではありません。
  2. ×イ  ソーシャルエンジニアリング
    ソーシャルエンジニアリングは、人の心理や行動を利用して情報を得る手口です。人を利用する行為を指すため、空間を区切る物理的対策には当たりません。
  3. ○ウ  ゾーニング
    ゾーニングは、オフィスなどを重要度や用途に応じて物理的な区域に分ける対策です。問題文のオープンエリアや受渡しエリアも、その区分の例です。区域ごとに立入りを管理するという目的にも合うので、正解はウです。
  4. ×エ  ハッキング
    ハッキングは、コンピュータなどの解析や操作に関する行為です。施設内の空間を分ける対策の名称ではありません。

補足

「セキュリティに関係する用語か」だけで選ぶと迷いやすくなります。対策の対象が空間なのか、データなのか、人なのかを見分けましょう。

POINT

  • ゾーニングは、施設内を重要度や用途に応じて区域分けする物理的対策です。
  • 分けた区域ごとに立入りを管理します。
  • サニタイジングはデータの無害化や記憶媒体のデータ消去に使われる語です。
  • ソーシャルエンジニアリングは人を利用する手口で、ハッキングはコンピュータなどの解析や操作に関する行為です。

※出典:令和2年度10月 ITパスポート試験 問82