脳神経を模した計算モデルはどう見分ける?
ITパスポート試験 令和3年度 問3 / ビジネスインダストリ › ビジネスシステム
過去問にチャレンジ
人間の脳神経の仕組みをモデルにして,コンピュータプログラムで模したものを表す用語はどれか。
- ア
ソーシャルネットワーク
- イ
デジタルトランスフォーメーション
- ウ
ニューラルネットワーク
- エ
ブレーンストーミング
会話形式の解説
講師脳の神経回路を参考にした計算モデルの名称を見分ける問題です。各用語が何を表すかに注目しましょう。
受験者ソーシャルネットワークにも「ネットワーク」が入っています。神経のつながりと関係がありますか。
講師ソーシャルネットワークが指すのは、人や集団の社会的な関係です。脳の神経回路を参考にしたモデルとは異なります。
受験者では、ニューラルネットワークの「ネットワーク」は、この問題の手がかりになりますね。
講師はい。ニューラルネットワークは、脳の神経回路を参考にした計算モデルです。モデル内の結合には重みが設定されます。
受験者デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術に関係するので迷いました。
講師これはデジタル技術による変革を指す用語です。神経回路の計算モデルの名称ではありません。
受験者ブレーンストーミングも「ブレーン」という語から脳を連想しますが、違いますか。
講師ブレーンストーミングは、集団で案を出すための会議手法です。脳の神経回路を模した計算モデルではありません。
受験者言葉の一部だけで選ばず、何を表す用語かを確かめれば、ニューラルネットワークだと判断できます。
講師そのとおりです。同じ「ネットワーク」が付いていても、人の社会的なつながりと、神経回路を参考にした計算モデルは区別しましょう。
まとめ
ニューラルネットワークは、脳の神経回路を参考にした計算モデルです。モデル内の結合には重みが設定されます。ソーシャルネットワークは人や集団の社会的な関係、デジタルトランスフォーメーションはデジタル技術による変革、ブレーンストーミングは集団で案を出す会議手法を指します。似た語が含まれていても、それぞれが何を表すかで見分けます。
解答・解説
正解はウです
この問題のテーマ
人間の脳の神経回路を参考にした計算モデルの名称を問う問題です。
解き方の考え方
「脳神経の仕組みをモデルにした」という部分に注目します。人や集団の関係、デジタル技術による変革、会議で案を出す手法と区別すれば、該当する用語を選べます。
選択肢ごとの解説
- ×ア ソーシャルネットワークソーシャルネットワークは、人や集団の社会的な関係を指します。人同士のつながりを表す用語であり、脳の神経回路を参考にした計算モデルではありません。
- ×イ デジタルトランスフォーメーションデジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術による変革を指します。技術を用いて物事を変えていくことを表す用語であり、神経回路の計算モデルの名称ではありません。
- ○ウ ニューラルネットワークニューラルネットワークは、脳の神経回路を参考にした計算モデルです。モデル内の結合には重みが設定されます。問題文の「脳神経の仕組みをモデルにして」という説明に当てはまるため、ウが正解です。
- ×エ ブレーンストーミングブレーンストーミングは、集団で案を出すための会議手法です。「ブレーン」という語が含まれますが、脳の神経回路を模した計算モデルを指すわけではありません。
補足
似た名前の用語は、何を表すかで見分けます。「ネットワーク」が含まれていても、人の社会的なつながりを指すのか、神経回路を参考にした計算モデルを指すのかは異なります。
POINT
- ニューラルネットワークは、脳の神経回路を参考にした計算モデルです。
- ニューラルネットワークの結合には重みが設定されます。
- ソーシャルネットワークは、人や集団の社会的な関係を指します。
- ブレーンストーミングは、集団で案を出す会議手法です。
