非同期通信と画面更新の仕組みを見分ける
基本情報技術者試験 平成31年度春期 午前 問50 / アルゴリズムとプログラミング › プログラミング
過去問にチャレンジ
JavaScriptの非同期通信の機能を使うことによって,動的なユーザインタフェースを画面全体の遷移を伴わずに実現する技術はどれか。
- ア
Ajax
- イ
CSS
- ウ
RSS
- エ
SNS
会話形式の解説
講師注目する条件は、JavaScriptの非同期通信を使うことと、ページ全体を読み直さずに表示を更新することです。
受験者画面の見た目が変わるので、CSSも当てはまりそうです。
講師CSSは文字の見た目や配置を指定します。問題文は表示の指定ではなく、通信を使った更新の仕組みを尋ねています。
受験者では、非同期に取得したデータを画面に反映するものを探せばよいですか。
講師はい。その動作に当てはまるのがAjaxです。ページ全体を読み直さずに、一部の表示を更新できます。
受験者RSSには更新という言葉が関係しますが、画面の更新とは違うのですか。
講師RSSはウェブサイトの更新情報を配信する形式です。画面の一部を更新する技術の名称ではありません。
受験者SNSも通信を使いますが、それだけでは条件を満たさないのですね。
講師そのとおりです。SNSは利用者同士の交流を支えるサービスの名称で、ここで問われている画面更新の技術名ではありません。
受験者非同期通信でデータを取得し、ページ全体を読み直さずに表示へ反映する、という両方の条件でAjaxを選べます。
講師用語に『更新』や『通信』が関係していても、役割まで確かめると区別できます。
まとめ
正解はAjaxです。JavaScriptで非同期に取得したデータを画面へ反映し、ページ全体を読み直さずに一部の表示を更新できます。CSSは表示スタイルの指定、RSSは更新情報の配信形式、SNSは交流を支えるサービスです。問題文に示された動作と各用語の役割を照合して判断します。
解答・解説
正解はアです
この問題のテーマ
JavaScriptの非同期通信を利用し、画面全体を切り替えずに表示を更新する技術を問う問題です。
解き方の考え方
問題文の手掛かりは「非同期通信」と「画面全体の遷移を伴わない」の二つです。各選択肢が通信を使った画面更新の技術なのか、表示方法や情報配信、サービスの名称なのかを見分けます。
選択肢ごとの解説
- ○ア AjaxAjaxは、JavaScriptで非同期に取得したデータを画面へ反映する技術です。ページ全体を読み直さずに一部の表示を更新できるため、問題文の説明に当てはまります。
- ×イ CSSCSSは、文字の見た目や配置など、文書の表示スタイルを指定します。問題文が尋ねている非同期通信による画面更新を指す名称ではありません。
- ×ウ RSSRSSは、ウェブサイトの更新情報を配信するための形式です。画面の一部を動的に更新する技術を指していないので、条件に合いません。
- ×エ SNSSNSは、利用者同士の交流を支えるサービスです。通信を利用するサービスであっても、問題文で説明された画面更新の技術名には当たりません。
POINT
- 技術を選ぶときは、問題文が示す動作と各用語の役割を照合します。
- 画面の表示スタイルを指定する用語と、画面更新の仕組みを表す用語を区別します。
- 情報を配信する形式や交流サービスの名称は、画面更新の技術名とは別です。
