マナビングITパスポート

情報システムの運用形態を設置場所から見分けるには

ITパスポート試験 平成31年度春期 問30 / システム戦略 › ソリューションビジネス

過去問にチャレンジ

平成31年度春期 問30

自社の情報システムを,自社が管理する設備内に導入して運用する形態を表す用語はどれか。

  1. ア

    アウトソーシング

  2. イ

    オンプレミス

  3. ウ

    クラウドコンピューティング

  4. エ

    グリッドコンピューティング

会話形式の解説

講師講師
この問題では、システムを設置する場所と、その設備を誰が管理するかに注目します。
受験者受験者
自社のシステムというだけなら、クラウドコンピューティングも当てはまりそうです。設備の管理も見るのですか。
講師講師
はい。自社が管理する設備内に設置して運用する形態は、オンプレミスです。設置場所と設備の管理主体が、どちらも問題文に一致します。
受験者受験者
アウトソーシングは、何を外部に任せるかを表す言葉でしょうか。
講師講師
そのとおりです。アウトソーシングは業務を外部に委託することです。自社管理の設備にシステムを設置する形態の名称ではありません。
受験者受験者
クラウドコンピューティングは、設備ではなく計算資源の利用方法に注目するのですね。
講師講師
はい。ネットワークを通じて外部の計算資源を利用することを指します。自社管理の設備内に導入するという条件とは異なります。
受験者受験者
グリッドコンピューティングも計算資源に関係するので、クラウドと区別したいです。
講師講師
グリッドコンピューティングは、複数の計算資源を連携させる方式です。システムの設置場所を表す用語ではありません。
受験者受験者
設置場所と設備の管理主体を問われているので、正解はオンプレミスですね。
講師講師
はい。用語を見分けるときは、設備の設置場所、業務を担う相手、計算資源の使い方のどれを説明しているか確かめましょう。

まとめ

自社が管理する設備内にシステムを設置して運用する形態は、オンプレミスです。アウトソーシングは業務の外部委託、クラウドコンピューティングはネットワーク経由での外部の計算資源の利用を表します。グリッドコンピューティングは複数の計算資源を連携させる方式です。何を説明する用語かを見極めると区別できます。

解答・解説

正解はイです

この問題のテーマ

情報システムをどこに設置し、誰が設備を管理するかから、運用形態の名称を選ぶ問題です。

解き方の考え方

問題文の「自社が管理する設備内に導入して運用する」に注目します。自社管理の設備にシステムを設置する形態を表す用語を選び、外部への委託や計算資源の利用方法を表す用語と区別します。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  アウトソーシング
    アのアウトソーシングは、業務を外部に委託することです。システムを自社管理の設備内に設置するという運用形態を表す用語ではありません。
  2. ○イ  オンプレミス
    イのオンプレミスは、自社が管理する設備にシステムを設置して運用する形態です。問題文の設置場所と設備の管理主体の両方に一致するため、正解です。
  3. ×ウ  クラウドコンピューティング
    ウのクラウドコンピューティングは、ネットワークを通じて外部の計算資源を利用することです。この問題で示された、自社管理の設備内にシステムを導入する形態とは異なります。
  4. ×エ  グリッドコンピューティング
    エのグリッドコンピューティングは、複数の計算資源を連携させる方式です。計算資源の使い方を表しており、システムの設置場所を表す用語ではありません。

補足

用語を見分けるときは、「設備の設置場所」「業務を担う相手」「計算資源の使い方」のうち、何を説明しているかを確かめます。この問題は設置場所と設備の管理主体を尋ねているので、オンプレミスを選びます。

POINT

  • オンプレミスは、自社管理の設備にシステムを設置して運用する形態です。
  • アウトソーシングは、業務を外部に委託することです。
  • クラウドコンピューティングは、ネットワーク経由で外部の計算資源を利用します。
  • グリッドコンピューティングは、複数の計算資源を連携させる方式です。

※出典:平成31年度春期 ITパスポート試験 問30