仮想サーバの移動で稼働状態をどう保つか
ITパスポート試験 令和元年度秋期 問57 / システム構成要素 › システムの構成
過去問にチャレンジ
サーバの仮想化技術において,あるハードウェアで稼働している仮想化されたサーバを停止することなく別のハードウェアに移動させ,移動前の状態から引き続きサーバの処理を継続させる技術を何と呼ぶか。
- ア
ストリーミング
- イ
ディジタルサイネージ
- ウ
プラグアンドプレイ
- エ
ライブマイグレーション
会話形式の解説
講師注目するのは、仮想サーバを止めずに移し、移行前の状態から処理を続けられるかです。
受験者単に何かを移すだけでは足りず、稼働を保つことも条件なのですね。
講師はい。この二つの条件に当てはまるのがライブマイグレーションです。稼働中の仮想サーバを別の物理機へ移す技術です。
受験者ストリーミングも、何かを続けながら扱う言葉なので迷いました。
講師ストリーミングは、音声や動画を受信しながら再生する方式です。仮想サーバの移動は指しません。
受験者ディジタルサイネージも、サーバを移す技術ではないのですね。
講師はい。ディジタルサイネージは、電子表示機器で情報を示す仕組みです。サーバの稼働状態を保って移す技術とは異なります。
受験者プラグアンドプレイは、稼働中のサーバを移す意味ではありませんか。
講師いいえ。プラグアンドプレイは、接続した機器を自動で利用可能にする仕組みです。稼働中の仮想サーバの移行は指しません。
受験者移す対象が仮想サーバで、停止せず、処理も引き継ぐなら、ライブマイグレーションと判断できます。
講師そのとおりです。似た問題でも「移す」という語感だけで選ばず、何を移し、稼働状態を保つかまで確かめましょう。
まとめ
ライブマイグレーションは、稼働中の仮想サーバを別の物理機へ移す技術です。移行後も、移行前の状態から処理を続けられます。ストリーミングは音声や動画の再生方式、ディジタルサイネージは電子表示、プラグアンドプレイは接続した機器の利用に関する用語です。
解答・解説
正解はエです
この問題のテーマ
稼働中の仮想サーバを、状態を保ったまま別の物理機へ移す技術の名称を問う問題です。
解き方の考え方
「サーバを停止せずに移す」「移動前の状態から処理を続ける」という二つの条件に注目します。各選択肢が、仮想サーバの移行を指す用語かどうかで判断します。
選択肢ごとの解説
- ×ア ストリーミングストリーミングは、音声や動画を受信しながら再生する方式です。仮想サーバを別の物理機へ移す技術ではありません。
- ×イ ディジタルサイネージディジタルサイネージは、電子表示機器を使って情報を示す仕組みです。サーバの稼働状態を保ちながら移すこととは関係しません。
- ×ウ プラグアンドプレイプラグアンドプレイは、接続した機器を自動で利用可能にする仕組みです。機器の接続に関する用語であり、稼働中の仮想サーバの移行は指しません。
- ○エ ライブマイグレーションライブマイグレーションは、稼働中の仮想サーバを別の物理機へ移す技術です。移行後も移行前の状態から処理を続けられるため、設問の説明に当てはまります。
補足
似た問題では、単に何かを移すという語感だけで選ばないようにします。移す対象が仮想サーバで、稼働を保つという条件まで確かめると判断できます。
POINT
- ライブマイグレーションは、稼働中の仮想サーバを別の物理機へ移す技術です。
- 「停止せずに移す」と「処理を引き継ぐ」が、この用語を見分ける手掛かりです。
- ストリーミング、ディジタルサイネージ、プラグアンドプレイは、それぞれ別の用途を指します。
