キャッシュメモリと主記憶の装置はどう見分ける?
ITパスポート試験 令和元年度秋期 問60 / コンピュータ構成要素 › メモリ
過去問にチャレンジ
コンピュータの記憶階層におけるキャッシュメモリ,主記憶及び補助記憶と,それぞれに用いられる記憶装置の組合せとして,適切なものはどれか。

- ア
キャッシュメモリ:DRAM 主記憶:HDD 補助記憶:DVD
- イ
キャッシュメモリ:DRAM 主記憶:SSD 補助記憶:SRAM
- ウ
キャッシュメモリ:SRAM 主記憶:DRAM 補助記憶:SSD
- エ
キャッシュメモリ:SRAM 主記憶:HDD 補助記憶:DRAM
会話形式の解説
講師この問題は、三つの記憶の役割に、それぞれどの装置を当てはめるかがポイントです。
受験者SRAMとDRAMが似ていて、どちらをキャッシュメモリに使うのか迷います。
講師キャッシュメモリには通常SRAM、主記憶には通常DRAMを用います。まずこの二つを押さえましょう。
受験者では、SSDやHDDは主記憶ではなく、補助記憶に当てはめるのですね。
講師そのとおりです。SRAM・DRAM・SSDの順に並ぶ組合せは、三つとも正しく対応しているので正解です。
受験者DRAM・HDD・DVDの組合せは、DVDを補助記憶に使えるので迷いそうです。
講師DVDの欄は合っています。ただ、DRAMは通常キャッシュメモリではなく主記憶に使い、HDDは補助記憶装置です。
受験者DRAM・SSD・SRAMの組合せは、三つの役割が入れ替わっていますね。
講師はい。DRAMは主記憶、SSDは補助記憶、SRAMは通常キャッシュメモリに用います。
受験者SRAM・HDD・DRAMの組合せは、キャッシュメモリの欄だけなら正しいですね。
講師そうです。しかし、HDDを主記憶、DRAMを補助記憶とする部分が違います。
受験者一つの欄が合っていても決めずに、三つの対応をすべて確認します。
講師その確認が大切です。DVDが補助記憶に使える組合せでも、残りの欄を見落とさないようにしましょう。
まとめ
キャッシュメモリには通常SRAM、主記憶には通常DRAMを用います。SSDとHDDは補助記憶装置で、DVDも補助記憶媒体に用いられます。表では一つの欄だけで判断せず、三つの対応がすべて正しいかを確認します。この問題の正解はウです。
解答・解説
正解はウです
この問題のテーマ
キャッシュメモリ・主記憶・補助記憶に、どの記憶装置を用いるかを問う問題です。
解き方の考え方
まず、キャッシュメモリには通常SRAM、主記憶には通常DRAMを用いると押さえます。SSDやHDDは補助記憶装置です。この順に表の各行を照らし合わせると、ウが適切です。
選択肢ごとの解説
- ×ア キャッシュメモリ:DRAM 主記憶:HDD 補助記憶:DVDDRAMは通常、キャッシュメモリではなく主記憶に用います。また、HDDは主記憶ではなく補助記憶装置です。DVDを補助記憶に挙げた部分だけでは、この組合せは適切になりません。
- ×イ キャッシュメモリ:DRAM 主記憶:SSD 補助記憶:SRAMDRAMをキャッシュメモリ、SSDを主記憶とする対応が違います。さらに、SRAMは通常、補助記憶ではなくキャッシュメモリに用います。
- ○ウ キャッシュメモリ:SRAM 主記憶:DRAM 補助記憶:SSDSRAMはキャッシュメモリ、DRAMは主記憶に用いられます。SSDは補助記憶装置なので、三つとも正しく対応しています。
- ×エ キャッシュメモリ:SRAM 主記憶:HDD 補助記憶:DRAMSRAMをキャッシュメモリに挙げた部分は合っています。しかし、HDDは主記憶ではなく補助記憶、DRAMは補助記憶ではなく主記憶に用います。
補足
DVDも補助記憶媒体に用いられます。したがって、アのDVDが合っていても、キャッシュメモリと主記憶の対応を見落とさないようにしましょう。
POINT
- キャッシュメモリには通常SRAMを用います。
- 主記憶には通常DRAMを用います。
- SSDとHDDは補助記憶装置です。
- 組合せ問題では、一つの欄が正しくても残りの欄まで確認します。
