マナビング基本情報技術者

電子メールのヘッダー拡張を担う規約は?

基本情報技術者試験 平成30年度秋期 午前 問34 / ネットワーク › ネットワーク応用

過去問にチャレンジ

平成30年度秋期 午前 問34

インターネットにおける電子メールの規約で,ヘッダーフィールドの拡張を行い,テキストだけでなく,音声,画像なども扱えるようにしたものはどれか。

  1. ア

    HTML

  2. イ

    MHS

  3. ウ

    MIME

  4. エ

    SMTP

会話形式の解説

講師講師
注目する条件は、ヘッダーの拡張と、音声や画像を扱えることです。どの選択肢が両方に当てはまりますか。
受験者受験者
SMTPはメールに関係しますが、音声や画像を扱えるようにする規約なのか迷います。
講師講師
SMTPはメールの送信や転送に使うプロトコルです。ここで問われているのは、メールで扱う内容を拡張する規約です。
受験者受験者
送る方法ではなく、内容を表す方法を見るのですね。HTMLは画像を含むWebページに使うので、候補になりますか。
講師講師
HTMLはWebページの文書構造を記述する言語です。電子メールのヘッダーを拡張する規約には当たりません。
受験者受験者
MHSも電子メールの標準ですが、インターネットメールのヘッダー拡張を指しますか。
講師講師
MHSはITU-TのX.400系に属する電子メールの標準です。設問のヘッダー拡張を指す名称ではありません。
受験者受験者
残るMIMEは、ヘッダーを拡張して内容の種類を示せる規約ですか。
講師講師
はい。MIMEはヘッダーを拡張し、内容の種類や符号化方法を示せるようにします。それによって音声や画像も扱えるため、正解です。
受験者受験者
二つの条件を確かめるとMIMEです。SMTPは送信、HTMLはWeb文書、MHSはX.400系の標準と区別できます。
講師講師
メールに関する選択肢が並んだら、内容の形式を定めるものか、送信に使うものかを先に見分けると整理しやすいです。

まとめ

正解はMIMEです。MIMEは電子メールのヘッダーを拡張し、内容の種類や符号化方法を示せるようにする規約です。SMTPは送信・転送、HTMLはWeb文書の記述、MHSはX.400系の電子メール標準に関するものです。ヘッダー拡張と音声・画像への対応という二つの条件で見分けます。

解答・解説

正解はウです

この問題のテーマ

電子メールで音声や画像を扱うための規約を、ほかのメール関連技術と区別する問題です。

解き方の考え方

「ヘッダーフィールドの拡張」と「音声・画像を扱える」という二つの条件に注目します。メールの内容を表す形式、メールの送信方法、Web文書の記述方法は役割が異なるため、それぞれの選択肢を照合します。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  HTML
    HTMLはWebページの文書構造を記述する言語です。設問が尋ねる、電子メールのヘッダーを拡張する規約には当たりません。
  2. ×イ  MHS
    MHSはMessage Handling Systemの略で、ITU-TのX.400系に属する電子メールの標準です。設問にあるインターネットメールのヘッダー拡張を指す名称ではありません。
  3. ○ウ  MIME
    MIMEは電子メールのヘッダーを拡張し、内容の種類や符号化方法を示せるようにした規約です。これによって音声や画像も扱えるため、二つの条件に合います。
  4. ×エ  SMTP
    SMTPは電子メールの送信・転送に使うプロトコルです。設問が尋ねているのは、メールで扱う内容を拡張する規約なので、役割が違います。

POINT

  • メールで扱える内容を見分けるときは、内容の形式に関する規約か、送信に関するプロトコルかを確認します。
  • HTMLはWeb文書を記述する言語です。
  • MHSはX.400系の電子メール標準です。

※出典:平成30年度秋期 基本情報技術者試験 午前 問34