環境配慮の調達を評価制度とどう見分ける?
基本情報技術者試験 平成30年度春期 午前 問65 / システム企画 › 調達計画・実施
過去問にチャレンジ
国や地方公共団体が,環境への配慮を積極的に行っていると評価されている製品・サービスを選んでいる。この取組みを何というか。
- ア
CSR
- イ
エコマーク認定
- ウ
環境アセスメント
- エ
グリーン購入
会話形式の解説
講師この問題では、国や地方公共団体が環境のために何をしているかに注目します。
受験者環境に配慮していると評価された製品を選ぶので、エコマーク認定が気になりました。
講師エコマーク認定は商品の環境面を評価する制度です。問題文が尋ねているのは、評価を踏まえて製品やサービスを選ぶ取組です。
受験者評価することと、選んで調達することを分けて考えるのですね。
講師はい。環境への配慮を考えて製品やサービスを選ぶ取組は、グリーン購入です。調達の必要性や環境負荷も考慮します。
受験者国や地方公共団体が選ぶ場合も、グリーン購入に当たりますか。
講師当たります。この問題の行動に一致します。
受験者環境アセスメントも評価に関係しますが、何を評価するのでしょうか。
講師事業が環境に与える影響を事前に評価する手続です。製品やサービスを調達する取組とは対象が違います。
受験者CSRは企業の社会的責任なので、公共団体などが環境に配慮して調達する取組の名前ではありませんね。
講師そのとおりです。似た用語で迷ったら、誰が行うかに加え、評価するのか、選んで調達するのかを確かめます。
まとめ
国や地方公共団体が環境に配慮した製品・サービスを選ぶ取組は、グリーン購入です。エコマーク認定は商品の環境面を評価する制度で、選んで調達する行動とは異なります。環境アセスメントは事業の環境影響を事前に評価する手続、CSRは企業の社会的責任です。用語を見分けるときは、何を対象に、何をするかを確認します。
解答・解説
正解はエです
この問題のテーマ
環境に配慮した製品・サービスを選んで調達する取組の名称を問う問題です。
解き方の考え方
国や地方公共団体が何をしているかに注目します。問題文では、製品やサービスを評価するだけでなく、環境への配慮を踏まえて選んでいます。この「選んで調達する」という行動に当たる用語を探します。
選択肢ごとの解説
- ×ア CSRCSRは企業の社会的責任を指します。問題文が尋ねている、公共団体などが環境に配慮して調達する取組の名称には当たりません。
- ×イ エコマーク認定エコマーク認定は、商品の環境面を評価する制度です。問題文の中心は評価そのものではなく、評価を踏まえて製品・サービスを選ぶ行動です。
- ×ウ 環境アセスメント環境アセスメントは、事業が環境に与える影響を事前に評価する手続です。製品・サービスの調達を表す用語ではありません。
- ○エ グリーン購入グリーン購入は、調達の必要性や環境負荷を考慮し、環境に配慮した製品・サービスを選ぶ取組です。国や地方公共団体が行う場合も含まれるので、問題文に一致します。
POINT
- 用語を見分けるときは、誰が行うかに加えて、評価・調達など何を行うかを確認します。
- 商品の環境面を評価する制度と、その商品を選んで購入する行動は区別します。
- 事業の環境影響を事前に調べる手続は、製品・サービスの調達とは対象が異なります。
