マナビング基本情報技術者

検索結果の上位表示を悪用する攻撃とは何か

基本情報技術者試験 令和元年度秋期 午前 問41 / セキュリティ › 情報セキュリティ

過去問にチャレンジ

令和元年度秋期 午前 問41

検索サイトの検索結果の上位に悪意のあるサイトが表示されるように細工する攻撃の名称はどれか。

  1. ア

    DNSキャッシュポイズニング

  2. イ

    SEOポイズニング

  3. ウ

    クロスサイトスクリプティング

  4. エ

    ソーシャルエンジニアリング

会話形式の解説

講師講師
この問題では、何を操作して悪意のあるサイトへ誘導するのかに注目します。
受験者受験者
検索結果の上位に表示させるので、操作しているのはサイトの表示順位ですか。
講師講師
そうです。SEOは検索結果での表示順位を高める手法です。それを悪用するSEOポイズニングが該当します。
受験者受験者
DNSキャッシュポイズニングも誘導に関係しそうで迷います。
講師講師
こちらは、名前解決に使う情報を偽る攻撃です。検索結果の表示順位を操作する手口ではありません。
受験者受験者
クロスサイトスクリプティングは、どこが違いますか。
講師講師
Webページに不正なスクリプトを混入させる攻撃です。焦点はページ上のスクリプトで、検索結果の順位ではありません。
受験者受験者
ソーシャルエンジニアリングは、人の心理や行動につけ込む手法ですね。
講師講師
はい。この問題で示された上位表示の細工を指す名称ではありません。
受験者受験者
操作されるのが検索結果の表示位置だから、SEOポイズニングを選びます。
講師講師
攻撃名を見分けるときは、名前解決の情報、ページ内のスクリプト、人の心理、検索結果の表示位置のどれが対象かを確かめましょう。

まとめ

この問題で操作されるのは、検索結果におけるサイトの表示位置です。SEOを悪用して悪意のあるサイトを上位に表示させる攻撃は、SEOポイズニングです。ほかの選択肢は、それぞれ名前解決の情報、Webページ内のスクリプト、人の心理や行動を対象とするため、問題文の条件には当てはまりません。

解答・解説

正解はイです

この問題のテーマ

検索結果の上位表示を悪用し、利用者を悪意のあるサイトへ誘導する攻撃の名称を問う問題です。

解き方の考え方

「検索結果の上位に表示させる」という操作に注目します。SEOは検索結果での表示順位を高める手法なので、それを悪用するSEOポイズニングが該当します。ほかの選択肢は、攻撃の対象や手口が異なります。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  DNSキャッシュポイズニング
    DNSキャッシュポイズニングは、名前解決に使う情報を偽る攻撃です。検索結果での表示順位を操作するという問題文の条件には当てはまりません。
  2. ○イ  SEOポイズニング
    SEOポイズニングでは、悪意のあるサイトが検索結果の上位に現れるよう細工します。検索した利用者をそのサイトへ誘導するため、問題文の攻撃に一致します。
  3. ×ウ  クロスサイトスクリプティング
    クロスサイトスクリプティングは、Webページに不正なスクリプトを混入させる攻撃です。焦点はページ上で実行されるスクリプトであり、検索結果の順位ではありません。
  4. ×エ  ソーシャルエンジニアリング
    ソーシャルエンジニアリングは、人の心理や行動につけ込む手法です。問題文が述べる、検索結果の上位表示を利用する攻撃の名称には該当しません。

POINT

  • 攻撃名を選ぶときは、何を操作しているかを先に確かめます。
  • この問題で操作されるのは、検索結果でのサイトの表示位置です。
  • 名前解決の情報、Webページ内のスクリプト、人の心理は、それぞれ別の手口を見分ける手掛かりです。

※出典:令和元年度秋期 基本情報技術者試験 午前 問41