揮発性メモリは電源断でどう見分けるか
ITパスポート試験 令和2年度10月 問79 / コンピュータ構成要素 › メモリ
過去問にチャレンジ
次の①〜④のうち、電源供給が途絶えると記憶内容が消える揮発性のメモリだけを全て挙げたものはどれか。 ① DRAM ② ROM ③ SRAM ④ SSD
- ア
①,②
- イ
①,③
- ウ
②,④
- エ
③,④
会話形式の解説
講師この問題では、電源が切れた後に記憶内容が残るかどうかを、一つずつ確かめます。
受験者揮発性は、電源が途絶えると内容が消えるという意味ですね。名前だけでは迷いそうです。
講師はい。DRAMとSRAMは、どちらも揮発性メモリです。
受験者では、DRAMとSRAMの組合せが条件に合いますね。ROMはどうでしょうか。
講師ROMは電源を切っても内容を保持します。そのため、DRAMとROMの組合せは選べません。
受験者DRAMが揮発性でも、ROMが混じると「揮発性のものだけ」にはならないのですね。
講師そのとおりです。SSDも電源を切っても内容を保持します。ROMとSSDの組合せには、揮発性メモリが含まれません。
受験者SRAMとSSDの組合せも、SSDが含まれるので条件から外れますね。
講師はい。揮発性のものだけを全て挙げているのは、DRAMとSRAMの組合せで、正解はイです。
受験者「だけを全て」なので、該当するものに漏れがないかと、該当しないものが混じっていないかの両方を確認します。
講師その確認が大切です。名前に「メモリ」が付くかどうかではなく、電源を切った後に内容が残るかどうかで判断しましょう。
まとめ
揮発性メモリは、電源が途絶えると記憶内容が失われます。DRAMとSRAMは揮発性で、ROMとSSDは電源を切っても内容を保持します。該当するものを漏れなく挙げ、該当しないものを含まない組合せはイです。
解答・解説
正解はイです
この問題のテーマ
電源が切れると記憶内容が消える揮発性メモリを、機器やメモリの種類から判別する問題です。
解き方の考え方
まず、揮発性とは電源が途絶えると記憶内容が失われる性質だと確認します。①〜④を一つずつ分類すると、DRAMとSRAMが揮発性、ROMとSSDが不揮発性です。揮発性のものだけを組み合わせた選択肢を選びます。
選択肢ごとの解説
- ×ア ①,②アのDRAMとROMの組合せには、不揮発性のROMが含まれています。DRAMは揮発性ですが、ROMは電源を切っても内容を保持するため、条件に合いません。
- ○イ ①,③イのDRAMとSRAMは、どちらも電源が途絶えると記憶内容が失われる揮発性メモリです。①と③だけを挙げているので、これが正解です。
- ×ウ ②,④ウのROMとSSDは、どちらも電源を切っても内容を保持します。揮発性メモリが含まれていないため、条件に合いません。
- ×エ ③,④エのSRAMは揮発性ですが、SSDは電源を切っても内容を保持します。不揮発性のSSDが含まれるため、揮発性のものだけを挙げた組合せではありません。
補足
この問題では、名称に「メモリ」が付くかどうかではなく、電源を切った後に内容が残るかどうかで判断します。DRAMとSRAMを一組として覚えると、ROMやSSDを含む選択肢を除外できます。
POINT
- 揮発性メモリは、電源が途絶えると記憶内容が失われます。
- DRAMとSRAMは揮発性メモリです。
- ROMとSSDは、電源を切っても内容を保持します。
- 「だけを全て」と問われたら、該当するものを漏れなく選び、該当しないものが混じっていないかも確認します。
