デバイスドライバの役割はどう見分けるか
基本情報技術者試験 平成31年度春期 午前 問17 / コンピュータ構成要素 › 入出力デバイス
過去問にチャレンジ
デバイスドライバの説明として,適切なものはどれか。
- ア
PCに接続された周辺機器を制御するソフトウェア
- イ
アプリケーションプログラムをPCに導入するソフトウェア
- ウ
キーボードなどの操作手順を登録して,その操作を自動化するソフトウェア
- エ
他のPCに入り込んで不利益をもたらすソフトウェア
会話形式の解説
講師この問題では、ソフトウェアが何を対象に、何をするかに注目します。
受験者どれもソフトウェアの説明なので、名前だけでは迷います。
講師デバイスドライバが扱う対象は何でしょうか。
受験者PCに接続された周辺機器です。周辺機器を制御する説明が当てはまります。
講師その通りです。これが正解です。では、アプリケーションをPCに導入するものは何でしょうか。
受験者インストーラです。導入する役割なので、周辺機器の制御とは違います。
講師操作手順を登録して自動実行する説明はどうですか。
受験者マクロやRPAの機能です。周辺機器を制御する役割ではありません。
講師他のPCに入り込んで害を与えるものは、マルウェアに当たります。
受験者何をするかで比べると、導入・自動化・侵入は外せますね。
講師はい。ソフトウェアという共通点だけで選ばず、周辺機器の制御という役割を手掛かりにしましょう。
まとめ
デバイスドライバは、PCに接続された周辺機器を制御するソフトウェアです。アプリケーションを導入するのはインストーラ、操作手順を自動実行するのはマクロやRPAの機能です。他のPCに侵入して害を与えるものはマルウェアに当たります。それぞれが何をするかを比べると、正解はアと判断できます。
解答・解説
正解はアです
この問題のテーマ
デバイスドライバの役割を、ほかのソフトウェアの役割と区別する問題です。
解き方の考え方
各選択肢が何をするソフトウェアかを読み取り、周辺機器の制御に関わるものを探します。デバイスドライバの役割に当てはまるのはアです。
選択肢ごとの解説
- ○ア PCに接続された周辺機器を制御するソフトウェアアは、PCに接続した周辺機器を制御するという説明です。これはデバイスドライバの役割に当たるため、正解です。
- ×イ アプリケーションプログラムをPCに導入するソフトウェアイは、アプリケーションをPCに導入するという説明です。その役割を担うのはインストーラであり、周辺機器の制御を説明していません。
- ×ウ キーボードなどの操作手順を登録して,その操作を自動化するソフトウェアウは、登録した操作手順を自動で実行するという説明です。これはマクロやRPAに当たる機能で、デバイスドライバの役割とは異なります。
- ×エ 他のPCに入り込んで不利益をもたらすソフトウェアエは、他のPCに入り込んで害を与えるという説明です。そのようなソフトウェアはマルウェアに当たり、周辺機器を制御するためのソフトウェアではありません。
POINT
- デバイスドライバは、PCに接続した周辺機器を制御します。
- アプリケーションを導入する役割はインストーラが担います。
- 操作手順の自動化はマクロやRPAに当たります。
- 他のPCに侵入して害を与えるソフトウェアはマルウェアに当たります。
