マナビング基本情報技術者

プレフィックス長からホスト数を求めるときの注意点

基本情報技術者試験 平成31年度春期 午前 問32 / ネットワーク › 通信プロトコル

過去問にチャレンジ

平成31年度春期 午前 問32

192.168.0.0/23(サブネットマスク255.255.254.0)のIPv4ネットワークにおいて,ホストとして使用できるアドレスの個数の上限はどれか。

  1. ア

    23

  2. イ

    24

  3. ウ

    254

  4. エ

    510

会話形式の解説

講師講師
まず、/23が何のビット数を表すかを確認しましょう。
受験者受験者
23はネットワーク部の長さですね。これをホストの個数として選んではいけませんか。
講師講師
はい。IPv4は全体で32ビットなので、ホスト部は32−23=9ビットです。
受験者受験者
9ビットで表せるアドレスは、2の9乗で512個ですね。これが答えですか。
講師講師
512個は総数です。ホストには割り当てられないネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除きます。
受験者受験者
では、512−2=510個が使用できる数ですね。
講師講師
そのとおりです。23はネットワーク部のビット数なので、個数としては選べません。
受験者受験者
24個も、計算で求めた510個と一致しませんね。254個はどう考えればよいですか。
講師講師
254個は、ホスト部が8ビットの/24で使用できる数です。この問題の/23とは条件が違います。
受験者受験者
プレフィックス長からホスト部のビット数を出し、表せる総数から二つ引くのですね。
講師講師
はい。この問題ならホスト部は9ビットです。254個という見慣れた数に引かれず、512−2で確かめましょう。

まとめ

IPv4は32ビットで、/23のホスト部は9ビットです。9ビットで表せるアドレスは512個あります。ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除くため、ホストとして使用できる上限は510個です。

解答・解説

正解はエです

この問題のテーマ

IPv4のプレフィックス長から、ホストとして使用できるアドレス数を求める問題です。

解き方の考え方

IPv4アドレスは32ビットなので、/23のホスト部は32−23=9ビットです。9ビットで表せるアドレスは29=5122^{9} = 512個あります。このうちネットワークアドレスとブロードキャストアドレスはホストに割り当てられないため、512−2=510個です。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  23
    アの23は、/23におけるネットワーク部のビット数です。ホストに割り当てられるアドレスの個数を表していません。
  2. ×イ  24
    イの24個は、求めた使用可能なアドレス数と一致しません。プレフィックス長の数値を、そのままホスト数として扱うことはできません。
  3. ×ウ  254
    ウの254個は、ホスト部が8ビットの/24で使用できる数です。この問題の/23ではホスト部が9ビットなので、一致しません。
  4. ○エ  510
    エの510個は、ホスト部で表せる全アドレスから、ホストに割り当てられない二つのアドレスを除いた数です。したがって、正解と一致します。

POINT

  • プレフィックス長はネットワーク部のビット数を表します。
  • ホスト部のビット数から、そのネットワークで表せるアドレスの総数を求めます。
  • ホストとして使用できる個数を求める際は、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除きます。

※出典:平成31年度春期 基本情報技術者試験 午前 問32