マナビング基本情報技術者

ディジタルサイネージは何を表示する仕組みか

基本情報技術者試験 平成31年度春期 午前 問74 / ビジネスインダストリ › 民生機器

過去問にチャレンジ

平成31年度春期 午前 問74

ディジタルサイネージの説明として,適切なものはどれか。

  1. ア

    情報技術を利用する機会又は能力によって,地域間又は個人間に生じる経済的又は社会的な格差

  2. イ

    情報の正当性を保証するために使用される電子的な署名

  3. ウ

    ディスプレイに映像,文字などの情報を表示する電子看板

  4. エ

    不正利用を防止するためにデータに識別情報を埋め込む技術

会話形式の解説

講師講師
この問題では、名前が似た用語を、何を表すかで見分けます。まず「サイネージ」が指すものを考えてみましょう。
受験者受験者
情報を表示するものだと思いますが、電子的な署名も情報に関係するので迷います。
講師講師
署名の説明は、画面に情報を表示することでしょうか。それとも情報の正当性を確かめることでしょうか。
受験者受験者
正当性を確かめることです。デジタル署名は、表示する看板とは違いますね。
講師講師
そうです。ディスプレイに映像や文字を表示する電子看板が、ディジタルサイネージです。表示内容を切り替えて案内や広告に使えます。
受験者受験者
ITを利用する機会や能力によって生じる格差も、看板の説明ではありませんね。
講師講師
はい。それはデジタルデバイドです。地域間や個人間に生じる格差を指します。
受験者受験者
データに識別情報を埋め込む技術は、電子透かしでしょうか。
講師講師
そのとおりです。不正利用を防ぐための技術で、画面に情報を表示する電子看板とは異なります。
受験者受験者
電子看板の説明が正解で、ほかの三つはそれぞれ格差、署名、識別情報の埋め込みを指すのですね。
講師講師
はい。名前の似た用語が並んだら、何をするものかを一つずつ確かめると判断できます。

まとめ

ディジタルサイネージは、ディスプレイに映像や文字を表示する電子看板です。ITの利用機会や能力による格差はデジタルデバイド、情報の正当性を確かめる電子的な署名はデジタル署名を指します。データに識別情報を埋め込む技術は電子透かしです。各説明が何を表すかで区別できます。

解答・解説

正解はウです

この問題のテーマ

ディジタルサイネージの意味を、似た名称の技術や概念と区別する問題です。

解き方の考え方

各選択肢が何を説明しているかを確認します。ディジタルサイネージは、映像や文字を画面に表示する電子看板を指します。この特徴に当てはまるのはウです。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  情報技術を利用する機会又は能力によって,地域間又は個人間に生じる経済的又は社会的な格差
    アの地域間・個人間の格差は、ITを利用する機会や能力の違いによって生じるものです。これはデジタルデバイドの説明であり、表示装置を指す言葉ではありません。
  2. ×イ  情報の正当性を保証するために使用される電子的な署名
    イは情報の正当性を確かめるための電子的な署名を説明しています。該当するのはデジタル署名であり、電子看板の説明ではありません。
  3. ○ウ  ディスプレイに映像,文字などの情報を表示する電子看板
    ウはディスプレイに映像や文字を表示する電子看板について述べています。表示内容を切り替えて案内や広告に使えるため、ディジタルサイネージの説明に当たります。
  4. ×エ  不正利用を防止するためにデータに識別情報を埋め込む技術
    エはデータに識別情報を埋め込む技術について述べています。これは電子透かしであり、画面を使って情報を示す仕組みとは異なります。

POINT

  • 「サイネージ」は、この問題では情報を表示する看板を指します。
  • デジタルデバイドは、ITの利用に関する格差を表す言葉です。
  • デジタル署名と電子透かしは、いずれも電子看板とは用途が異なります。

※出典:平成31年度春期 基本情報技術者試験 午前 問74