マナビング基本情報技術者

ICタグの特徴は読取り方でどう見分ける?

基本情報技術者試験 平成30年度秋期 午前 問72 / ビジネスインダストリ › 民生機器

過去問にチャレンジ

平成30年度秋期 午前 問72

ICタグ(RFID)の特徴はどれか。

  1. ア

    GPSを利用し,現在地の位置情報や属性情報を表示する。

  2. イ

    専用の磁気読取り装置に挿入して使用する。

  3. ウ

    大量の情報を扱うので,情報の記憶には外部記憶装置を使用する。

  4. エ

    汚れに強く,記録された情報を梱包の外から読むことができる。

会話形式の解説

講師講師
この問題では、情報をどう読み、どこに記憶するかを分けて考えます。タグと読取機は何で通信しますか。
受験者受験者
無線通信です。なら、タグを装置に差し込む必要はないのでしょうか。
講師講師
はい。非接触で読めるので、磁気読取り装置に挿入するという説明は合いません。
受験者受験者
差し込まなくてよいなら、汚れていても読み取れますか。
講師講師
タグを直接見せる必要がないため、汚れの影響を受けにくいです。読取りの条件が合えば、梱包の外からも情報を読めます。
受験者受験者
梱包の外から読める点が正しいのですね。ただ、無線なら現在地も分かりそうです。
講師講師
無線で情報を読むことと、現在地を測ることは別です。RFID自体はGPSで測位しません。
受験者受験者
では、情報の記憶に外部記憶装置を使うという説明はどうですか。
講師講師
情報はタグ内のICに記憶できます。記憶のために外部記憶装置を使うという説明も違います。
受験者受験者
読取りは無線、記憶はタグ内のIC、現在地の測定は別の話ですね。
講師講師
その整理で判断できます。梱包の外からの読取りは、条件が合う場合に可能だと押さえましょう。

まとめ

ICタグ(RFID)は、タグと読取機の間で無線通信を行います。タグを装置に挿入する必要はなく、条件が合えば梱包の外からも読み取れるため、汚れの影響を受けにくいという説明が正解です。情報はタグ内のICに記憶でき、RFID自体がGPSで現在地を測るわけではありません。

解答・解説

正解はエです

この問題のテーマ

ICタグ(RFID)の情報の読み取り方と、情報を記憶する場所を問う問題です。

解き方の考え方

RFIDでは、タグと読取機が無線で通信します。この仕組みから、タグを装置に挿入する必要があるか、梱包の外から読めるかを判断します。情報の記憶場所と、現在地を測る機能も区別します。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  GPSを利用し,現在地の位置情報や属性情報を表示する。
    アの現在地を表示する説明は、RFIDの特徴ではありません。RFID自体はGPSで測位しないため、位置情報を表示することをICタグの特徴とはいえません。
  2. ×イ  専用の磁気読取り装置に挿入して使用する。
    イの装置に挿入して使うという説明は、非接触で読み取るRFIDに合いません。タグを読取機に差し込まなくても情報を読み取れます。
  3. ×ウ  大量の情報を扱うので,情報の記憶には外部記憶装置を使用する。
    ウの外部記憶装置を使うという説明は、タグの記憶方式と合いません。情報はタグ内のICに記憶できるので、記憶のために外部記憶装置を使うとはいえません。
  4. ○エ  汚れに強く,記録された情報を梱包の外から読むことができる。
    エの汚れたタグや梱包の外からの読取りに関する説明は、無線通信の特徴に合います。タグを直接見せる必要がないため、汚れの影響を受けにくく、読取りの条件が合えば梱包の外から情報を読めます。

POINT

  • RFIDはタグと読取機の間で無線通信します。
  • ICタグの情報はタグ内のICに記憶できます。
  • 梱包の外から読めるかどうかは、読取りの条件によります。

※出典:平成30年度秋期 基本情報技術者試験 午前 問72