マナビング基本情報技術者

アクティビティの依存関係はどの時点で決まるか

基本情報技術者試験 令和元年度秋期 午前 問51 / プロジェクトマネジメント › プロジェクトの時間

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令和元年度秋期 午前 問51

二つのアクティビティが次の関係にあるとき,論理的な依存関係はどれか。 "システム要件定義プロセス"が完了すれば,"システム方式設計プロセス"が開始できる。

  1. ア

    FF関係(Finish-to-Finish)

  2. イ

    FS関係(Finish-to-Start)

  3. ウ

    SF関係(Start-to-Finish)

  4. エ

    SS関係(Start-to-Start)

会話形式の解説

講師講師
この問題は、先行する作業のどの時点が、後に続く作業のどの時点につながるかを見ます。
受験者受験者
方式設計を「開始できる」とあるので、開始を表す記号に注目しました。ただ、もう一方の文字で迷います。
講師講師
二文字は、先行作業、後続作業の順です。方式設計より前にある要件定義は、どの時点が条件ですか。
受験者受験者
要件定義の完了です。先行作業は終了、後続作業は開始になります。
講師講師
その組合せがFS関係です。要件定義の終了から方式設計の開始へつながります。
受験者受験者
FF関係も最初の文字は終了ですが、後ろの文字が違いますね。
講師講師
はい。FF関係が結ぶのは、先行作業の終了と後続作業の終了です。ここで示されている方式設計の時点は開始なので、合いません。
受験者受験者
SS関係は方式設計の開始には合いますが、要件定義の開始が条件になってしまいます。
講師講師
そのとおりです。実際の条件は要件定義の完了です。SF関係なら先行作業の開始と後続作業の終了を結ぶので、両方とも合いません。
受験者受験者
「開始できる」だけで選ばず、何が完了したら開始できるのかまで読むのですね。
講師講師
はい。先行作業と後続作業を分け、それぞれ開始と終了のどちらかを確かめると判断できます。

まとめ

依存関係の二文字は、先行作業、後続作業の順に読みます。この問題では、要件定義の終了が方式設計の開始につながるため、FS関係が正解です。FF関係とSS関係は片方の時点だけが合い、SF関係は両方の時点が異なります。

解答・解説

正解はイです

この問題のテーマ

二つの作業について、先行作業のどの時点が後続作業のどの時点につながるかを問う問題です。

解き方の考え方

まず、条件になるのはシステム要件定義プロセスの「完了」だと読み取ります。次に、その条件が満たされるとシステム方式設計プロセスを「開始できる」ことに注目します。終了から開始への関係に当たる記号を選びます。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  FF関係(Finish-to-Finish)
    FF関係は、先行作業の終了と後続作業の終了を結びます。この問題で条件になっているのは方式設計の開始なので、後続側の時点が一致しません。
  2. ○イ  FS関係(Finish-to-Start)
    FS関係は、先行作業の終了を後続作業の開始につなげます。要件定義が完了すれば方式設計を開始できるという条件に一致するため、正解です。
  3. ×ウ  SF関係(Start-to-Finish)
    SF関係は、先行作業の開始と後続作業の終了を結びます。設問では要件定義の完了と方式設計の開始が示されており、両方の時点が異なります。
  4. ×エ  SS関係(Start-to-Start)
    SS関係は、先行作業の開始と後続作業の開始を結びます。方式設計の開始という後続側の時点は合いますが、条件は要件定義の開始ではなく完了です。

POINT

  • 依存関係は、先行作業と後続作業のそれぞれについて、開始と終了のどちらを結ぶかで判別します。
  • 二文字の記号は、先行作業側、後続作業側の順に読みます。
  • 「開始できる」という表現では、開始の条件として挙げられた出来事も確認します。

※出典:令和元年度秋期 基本情報技術者試験 午前 問51