定型事務作業の自動化と略語の見分け方
ITパスポート試験 令和2年度10月 問29 / システム戦略 › 業務プロセス
過去問にチャレンジ
人間が行っていた定型的な事務作業を,ソフトウェアのロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る手段を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア
ROA
- イ
RPA
- ウ
SFA
- エ
SOA
会話形式の解説
講師この問題は、略語が何を対象にしているかで見分けます。注目点は、定型的な事務作業をソフトウェアで自動化することです。
受験者略語の形が似ているので迷います。ロボットという言葉を手掛かりにしてよいですか。
講師はい。RPAはRobotic Process Automationの略です。ソフトウェアのロボットで、人が行っていたデータ入力や転記などの定型作業を自動化するので、正解はRPAです。
受験者SFAも仕事を効率化する仕組みですが、対象が違うのですか。
講師そうです。SFAは営業活動の管理や効率化を支援します。定型的な事務作業をロボットに代替させる手段とは異なります。
受験者ROAは、自動化に関係する略語でしょうか。
講師ROAは総資産に対する利益の割合を示す指標です。事務作業の自動化を表す用語ではありません。
受験者では、SOAは何を表しますか。
講師SOAは、機能をサービスとして分け、それらを連携させる設計手法です。作業そのものをロボットに代替させる意味ではありません。
受験者人の定型作業をソフトウェアに代替させるならRPAですね。ほかは利益の指標、営業活動の支援、設計手法と区別できます。
講師その理解でよいです。似た略語が並んだら、文字の形だけで選ばず、何を対象にする用語かを確かめましょう。
まとめ
定型的な事務作業をソフトウェアのロボットで自動化する手段はRPAです。データ入力や転記などが対象になります。ROAは利益の指標、SFAは営業活動を支援する仕組み、SOAは設計手法を指します。似た略語は、それぞれが何を対象にしているかで見分けます。
解答・解説
正解はイです
この問題のテーマ
定型的な事務作業をソフトウェアで自動化する手段の名称を問う問題です。
解き方の考え方
問題文の「ソフトウェアのロボット」と「定型的な事務作業」に注目します。この両方に当てはまるのはRPAです。ほかの略語は、対象としている活動や役割を区別して判断します。
選択肢ごとの解説
- ×ア ROAROAは、総資産に対する利益の割合を示す指標です。事務作業をソフトウェアで自動化する手段を指す用語ではありません。
- ○イ RPARPAはRobotic Process Automationの略で、人が行っていた定型作業をソフトウェアのロボットで自動化します。データ入力や転記などが対象となるため、問題文の説明に合います。
- ×ウ SFASFAは、営業活動の管理や効率化を支援する仕組みです。問題文が問う、定型的な事務作業をソフトウェアのロボットに代替させる手段とは異なります。
- ×エ SOASOAは、機能をサービスとして分け、それらを連携させる設計手法です。事務作業そのものをロボットに代替させる用語ではありません。
補足
略語の形が似ていても、何を対象とする用語かで区別できます。この問題では「人の定型作業をソフトウェアに代替させる」という働きが決め手です。
POINT
- RPAは、ソフトウェアのロボットによる定型作業の自動化を指します。
- データ入力や転記は、RPAの対象となる作業の例です。
- ROAは利益の指標、SFAは営業活動の支援、SOAは設計手法を指します。
