マナビングITパスポート

短期集中型の開発イベントをどう見分ける?

ITパスポート試験 令和2年度10月 問35 / 技術戦略マネジメント › 技術開発戦略の立案・技術開発計画

過去問にチャレンジ

令和2年度10月 問35

ある企業が,フィンテックを活用した新サービスを実現するためのプログラムを開発しようとしている。そこで,デザイナ,プログラマなどを集めてチームを編成し,数日を掛けて集中的にプログラム開発作業に取り組み,その成果を競い合うイベントを企画した。このようなイベントを表す用語として,最も適切なものはどれか。

  1. ア

    ウォークスルー

  2. イ

    ゲーミフィケーション

  3. ウ

    ハッカソン

  4. エ

    ブレーンストーミング

会話形式の解説

講師講師
この問題は、チームで数日間開発し、成果を競う活動の名称を見分けます。
受験者受験者
「競う」とあるので、ゲーミフィケーションかと思いました。
講師講師
ゲーミフィケーションは、ゲームの要素をゲーム以外の活動に応用する手法です。ここでは競争の有無より、短期間で共同開発する点に注目します。
受験者受験者
その活動なら、ハッカソンですか。
講師講師
はい。ハッカソンでは複数人が限られた期間にソフトウェアを開発し、成果を競う場合もあります。
受験者受験者
ウォークスルーも開発に関係しますが、何をする手法ですか。
講師講師
成果物の問題点を調べるレビュー手法です。短期間で開発するイベントの名称ではありません。
受験者受験者
ブレーンストーミングは、開発の案を出す場面なら関係しそうです。
講師講師
意見や案を集める討議手法なので、アイデア出しには関係します。ただし、開発成果を競うイベントは指しません。
受験者受験者
開発する活動か、成果物の確認やアイデア出しかで区別できますね。
講師講師
そのとおりです。「競う」という一語だけで決めず、何に取り組む活動なのかを確かめましょう。

まとめ

ハッカソンは、複数人が短期間でソフトウェアを開発する活動です。開発した成果を競う場合もあります。ウォークスルーは成果物の問題点を調べるレビュー手法、ブレーンストーミングは意見や案を集める討議手法です。ゲーミフィケーションはゲームの要素をゲーム以外の活動に応用する手法であり、「競う」という言葉だけで選ばないことが大切です。

解答・解説

正解はウです

この問題のテーマ

短期間でチーム開発に取り組むイベントを、活動内容から見分ける問題です。

解き方の考え方

問題文の「チームを編成する」「数日間で集中的に開発する」「成果を競う」に注目します。これらに当てはまるのはハッカソンです。ほかの用語は、成果物の確認、ゲーム要素の応用、アイデア出しをそれぞれ指します。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  ウォークスルー
    ウォークスルーは、成果物の問題点を調べるレビュー手法です。問題文のようにチームで短期間の開発に取り組むイベントを指しません。
  2. ×イ  ゲーミフィケーション
    ゲーミフィケーションは、ゲームの要素をゲーム以外の活動に応用する手法です。開発成果を競うイベントそのものの名称ではありません。
  3. ○ウ  ハッカソン
    ハッカソンでは、複数人が限られた期間にソフトウェアを開発します。成果を競う場合もあり、問題文に示された活動に合います。
  4. ×エ  ブレーンストーミング
    ブレーンストーミングは、意見や案を集める討議手法です。アイデアを出す場面には関係しますが、開発に取り組んで成果を競うイベントの名称ではありません。

補足

「競う」という言葉だけでゲーミフィケーションを選ばないようにしましょう。ゲームの要素を活動に取り入れる手法か、短期間で共同開発するイベントかを区別すると解けます。

POINT

  • ハッカソンは、複数人が短期間でソフトウェアを開発する活動です。
  • ハッカソンでは、開発した成果を競う場合があります。
  • ウォークスルーは成果物を確認するレビュー手法です。
  • ブレーンストーミングは意見や案を集める討議手法です。

※出典:令和2年度10月 ITパスポート試験 問35