情報システム戦略の目標達成は何で測るか
ITパスポート試験 令和元年度秋期 問11 / 経営戦略マネジメント › ビジネス戦略と目標・評価
過去問にチャレンジ
情報システム戦略において定義した目標の達成状況を測定するために,重要な業績評価の指標を示す用語はどれか。
- ア
BPO
- イ
CSR
- ウ
KPI
- エ
ROA
会話形式の解説
講師この問題では、目標をどの程度達成したかを測る用語に注目します。
受験者数値で表せる指標なら、ROAも当てはまりそうで迷います。
講師ROAは総資産利益率で、総資産に対する利益の割合を示します。指標ではありますが、ここで尋ねている重要業績評価指標の名称ではありません。
受験者指標というだけでは決められないのですね。目標の達成状況を測る役割に合う用語は何ですか。
講師KPIです。Key Performance Indicatorの略で、目標に向けた進捗や成果を確認するための重要業績評価指標を指します。
受験者BPOも略語ですが、評価に関係するのでしょうか。
講師BPOは業務を外部に委託することです。業務の進め方に関する用語なので、この指標には当たりません。
受験者CSRは企業の社会的責任でしたね。これも達成状況を測る指標とは違います。
講師そのとおりです。CSRは企業に求められる責任を表します。
受験者目標への進捗や成果を見るのがKPI、資産に対する利益の割合を見るのがROA、と区別できます。
講師はい。紛らわしいときは、数値で表せるかだけでなく、設問が求める役割に合うかを確かめましょう。
まとめ
情報システム戦略で定めた目標の達成状況を測る重要業績評価指標はKPIです。BPOは業務の外部委託、CSRは企業の社会的責任を指します。ROAは総資産に対する利益の割合を示す指標ですが、設問で求める用語ではありません。
解答・解説
正解はウです
この問題のテーマ
情報システム戦略で定めた目標の達成状況を測る指標の名称を問う問題です。
解き方の考え方
「目標をどの程度達成しているかを測る」という働きに着目します。業務の委託、企業の責任、資産に対する利益を表す用語と区別すると、KPIを選べます。
選択肢ごとの解説
- ×ア BPOBPOは業務を外部に委託することです。業務の進め方に関する用語であり、目標の達成状況を測る指標の名称ではありません。
- ×イ CSRCSRは企業の社会的責任を指します。企業に求められる責任を表す用語であり、この設問が尋ねる業績評価の指標ではありません。
- ○ウ KPIKPIはKey Performance Indicatorの略です。目標に向けた進捗や成果を確認し、達成状況を測る指標なので、設問の説明に当てはまります。
- ×エ ROAROAは総資産利益率と呼ばれ、総資産に対する利益の割合を示します。利益と資産の関係を見る指標であり、設問で求める重要業績評価指標の名称ではありません。
補足
ROAも数値で表せるため、指標という点だけで選ばないようにします。設問の「目標の達成状況を測る」という役割に合う用語を選ぶのがポイントです。
POINT
- KPIは目標の達成状況を測る重要業績評価指標です。
- 目標に向けた進捗や成果の確認にKPIを用います。
- BPOは業務の外部委託、CSRは企業の社会的責任を指します。
- ROAは総資産に対する利益の割合を示します。
