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遊休資産と空き時間を結ぶ仕組みは何か

ITパスポート試験 令和2年度10月 問31 / システム戦略 › 業務プロセス

過去問にチャレンジ

令和2年度10月 問31

利用者と提供者をマッチングさせることによって,個人や企業が所有する自動車,住居,衣服などの使われていない資産を他者に貸与したり,提供者の空き時間に買い物代行,語学レッスンなどの役務を提供したりするサービスや仕組みはどれか。

  1. ア

    クラウドコンピューティング

  2. イ

    シェアリングエコノミー

  3. ウ

    テレワーク

  4. エ

    ワークシェアリング

会話形式の解説

講師講師
使われていない資産と提供者の空き時間に注目します。どちらも、利用したい人と結び付ける仕組みが問われています。
受験者受験者
物を貸す話だと思いましたが、買い物代行や語学レッスンも同じ仕組みに入るのですか。
講師講師
はい。シェアリングエコノミーは、使われていない物や場所を貸すだけでなく、空き時間や技能を使った役務の提供者と利用者も結び付けます。
受験者受験者
提供者と利用者を結ぶ点が決め手なのですね。クラウドコンピューティングも関係しそうで迷いました。
講師講師
クラウドコンピューティングは、ネットワークを通じて計算資源などを利用する形態です。ここで問われる遊休資産や役務の仲介とは異なります。
受験者受験者
テレワークは、空き時間に働くことを指すのでしょうか。
講師講師
テレワークは、ICTなどを使い、職場から離れた場所で働く形態です。着目点は空き時間の仲介ではなく、働く場所です。
受験者受験者
ワークシェアリングは名前が似ています。こちらも役務を分け合うのでしょうか。
講師講師
ワークシェアリングは、仕事や労働時間を複数人で分ける考え方です。提供者と利用者を結び付けるシェアリングエコノミーとは、分ける対象が違います。
受験者受験者
住居や衣服の貸与も、語学レッスンの提供も、使われていない資産や空き時間を利用者につなぐので、答えはシェアリングエコノミーですね。
講師講師
そのとおりです。「シェアリング」という語だけで選ばず、何を誰と結び付ける仕組みかを確かめると区別できます。

まとめ

正解はシェアリングエコノミーです。使われていない資産や空き時間を活用したい提供者と、その利用者を結び付ける仕組みを指します。クラウドコンピューティングは計算資源などの利用、テレワークは働く場所、ワークシェアリングは仕事や労働時間の分担に着目した言葉です。

解答・解説

正解はイです

この問題のテーマ

使われていない物や場所、空き時間を使った役務の提供者と利用者を結ぶ仕組みを問う問題です。

解き方の考え方

「使われていない資産」と「提供者の空き時間」に注目します。物の貸し借りだけでなく、買い物代行や語学レッスンのような役務も仲介する仕組みを選びます。

選択肢ごとの解説

  1. ×ア  クラウドコンピューティング
    クラウドコンピューティングは、ネットワークを通じて計算資源などを利用する形態です。個人や企業の遊休資産、空き時間を利用者に結び付ける仕組みを指すものではありません。
  2. ○イ  シェアリングエコノミー
    シェアリングエコノミーは、使われていない資産や空き時間を活用したい提供者と、その利用者を結び付ける仕組みです。住居や衣服の貸与に加え、技能を生かした役務の提供も含まれるため、問題文に合います。
  3. ×ウ  テレワーク
    テレワークは、ICTなどを使って職場から離れた場所で働く形態です。問われているのは働く場所ではなく、提供者と利用者を結ぶ仕組みです。
  4. ×エ  ワークシェアリング
    ワークシェアリングは、仕事や労働時間を複数人で分ける考え方です。空き時間を使った役務の提供も含むシェアリングエコノミーとは、分ける対象が異なります。

補足

「シェアリング」という語だけでワークシェアリングを選ばないようにしましょう。何を誰と結び付け、何を分け合う仕組みなのかを確認すると区別できます。

POINT

  • シェアリングエコノミーでは、提供者と利用者を結び付けます。
  • 対象は使われていない物や場所に限らず、空き時間や技能を使った役務にも及びます。
  • テレワークは働く場所、ワークシェアリングは仕事や労働時間の分担に着目した言葉です。

※出典:令和2年度10月 ITパスポート試験 問31